電車で運べるコンパクトドラム 01 バスドラム編

電車で運べるコンパクトドラム 01 バスドラム編

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16インチフロアタムにPearlのJG16ジャングルギグを組み合わせたBDは音は良いのですが、サイズが大きいです。口径もそうですが、深さも浅くしないと軽量化できません。

準備

色々と検討した結果、スネアでやってみる事にしました。

その際心配だったのがビーターの当たる位置。
手持ちのスネアにキックペダルを添えてみて、取り付けるつもりのタムホルダーベース、ジャングルギグの分の高さを想定。何とかなりそうと判断しました。

ジャングルギグをセッティングするにはタムホルダーベースを取り付ける必要があり、穴あけが必要。普通に使える感じのスネアだと可哀想というか申し訳ないので、出来るだけくたびれた感じの出来ればジャンク品を探す事に。

購入

フリマサイトで良さそうな品を見つけ安く購入出来ました。送料込み3,000円也。

パーツの取り外し

作業に入ります。
まずはスナッピー、ヘッドを外します。汚れていたので軽く清掃。本当はパーツも全部外してキレイに磨けば良いのですが、今回は外さずに簡易清掃のみにします。

電車で運べるミニドラム バスドラム01
スナッピー、ヘッドを外します。

次にストレイナーのバット、ストレイナーをシェルから外します。

これらを取り付けていきます。

タムホルダーベースの取り付け

タムホルダーベースの取り付け位置を決めます。
ここで重要なのが、ビーターの当たる位置。

電車で運べるミニドラム バスドラム09
電車で運べるミニドラム バスドラム10

タムホルダーベース、普通だとシェルの真ん中辺りに設置したいところですが、それだと問題が。

ヘッドとの関係をキックペダルを仮置きして確認します。
ヘッドまでの距離が遠く、ビーターがうまく当たりません。

今回フロントヘッドは外して使う計画なので(軽量化。運搬時に入れ子にして運びたい。ライブ会場でミュートの量を調整し易くする)思い切ってシェルのギリギリに設置することにしました。

タムホルダーベースの取り付け位置を決め、マジックで印を付けて、ドリルで穴を開けます。

シェルやカバリングにヒビや割れが入ると困るので、一番細いドリルで下穴を開けて、2〜3段階に分けてドリルを太くしていって、穴を広げました。

電車で運べるミニドラム バスドラム14

フロアタムブラケットの取り付け

こちらはラグの様にシェルの真ん中に設置します。

シェルに白いテープを貼って、おおよその中央の位置を書き込み、フロアタムブラケットのネジ穴の周りにマジックを塗り、白いテープに写しました。雑だけど何とかなりました。

電車で運べるミニドラム バスドラム17
電車で運べるミニドラム バスドラム18

レッグを固定する蝶ネジは本当は上向きに付けたかったけど、ラグと密着しているので下向きに付けました。

完成

ビーターは若干短めにセットしないと、ヘッドの結構上の方を叩く感じになります。
打面との距離はまあまあといったところで、上手く打面に当たります。

電車で運べるミニドラム バスドラム10
電車で運べるミニドラム バスドラム19

打面ヘッドは手持ちのヘッドで一番厚そうなパワーストロークを張ってみました。

電車で運べるミニドラム バスドラム20

フロントヘッド側

電車で運べるミニドラム バスドラム21

今回の費用

  • スネア 3,000円
  • Pearl JG16 ジャングルギグ 0円
  • タムホルダーベース 0円
  • フロアタムブラケット 0円
  • パワーストローク 0円

合計 3,000円

今回は所有していたジャングルギグ、バスドラム改良フロアタムから流用したので、購入したのはスネアドラムだけでした。

新品で揃えた場合は

  • スネア 19,800円
  • Pearl JG16 ジャングルギグ 3,480円
  • タムホルダーベース 2,580円
  • フロアタムブラケット 980円×2=1,960円
  • パワーストローク 2,580円

合計 30,400円 ※すべてサウンドハウスで買った場合。

スネアは中古で探したいところですね。

ジャングルギグは二種類あるみたいだけど、違いは?