16インチフロアタムにPearlのJG16ジャングルギグを組み合わせたBDは音は良いのですが、サイズが大きいです。口径もそうですが、深さも浅くしないと軽量化できません。
準備
色々と検討した結果、スネアでやってみる事にしました。
その際心配だったのがビーターの当たる位置。
手持ちのスネアにキックペダルを添えてみて、取り付けるつもりのタムホルダーベース、ジャングルギグの分の高さを想定。何とかなりそうと判断しました。
ジャングルギグをセッティングするにはタムホルダーベースを取り付ける必要があり、穴あけが必要。普通に使える感じのスネアだと可哀想というか申し訳ないので、出来るだけくたびれた感じの出来ればジャンク品を探す事に。
購入
フリマサイトで良さそうな品を見つけ安く購入出来ました。送料込み3,000円也。
パーツの取り外し
作業に入ります。
まずはスナッピー、ヘッドを外します。汚れていたので軽く清掃。本当はパーツも全部外してキレイに磨けば良いのですが、今回は外さずに簡易清掃のみにします。
次にストレイナーのバット、ストレイナーをシェルから外します。
これらを取り付けていきます。
タムホルダーベースの取り付け
タムホルダーベースの取り付け位置を決めます。
ここで重要なのが、ビーターの当たる位置。
タムホルダーベース、普通だとシェルの真ん中辺りに設置したいところですが、それだと問題が。
ヘッドとの関係をキックペダルを仮置きして確認します。
ヘッドまでの距離が遠く、ビーターがうまく当たりません。
今回フロントヘッドは外して使う計画なので(軽量化。運搬時に入れ子にして運びたい。ライブ会場でミュートの量を調整し易くする)思い切ってシェルのギリギリに設置することにしました。
タムホルダーベースの取り付け位置を決め、マジックで印を付けて、ドリルで穴を開けます。
シェルやカバリングにヒビや割れが入ると困るので、一番細いドリルで下穴を開けて、2〜3段階に分けてドリルを太くしていって、穴を広げました。
フロアタムブラケットの取り付け
こちらはラグの様にシェルの真ん中に設置します。
シェルに白いテープを貼って、おおよその中央の位置を書き込み、フロアタムブラケットのネジ穴の周りにマジックを塗り、白いテープに写しました。雑だけど何とかなりました。
レッグを固定する蝶ネジは本当は上向きに付けたかったけど、ラグと密着しているので下向きに付けました。
完成
ビーターは若干短めにセットしないと、ヘッドの結構上の方を叩く感じになります。
打面との距離はまあまあといったところで、上手く打面に当たります。
打面ヘッドは手持ちのヘッドで一番厚そうなパワーストロークを張ってみました。
フロントヘッド側
今回の費用
- スネア 3,000円
- Pearl JG16 ジャングルギグ 0円
- タムホルダーベース 0円
- フロアタムブラケット 0円
- パワーストローク 0円
合計 3,000円
今回は所有していたジャングルギグ、バスドラム改良フロアタムから流用したので、購入したのはスネアドラムだけでした。
新品で揃えた場合は
- スネア 19,800円
- Pearl JG16 ジャングルギグ 3,480円
- タムホルダーベース 2,580円
- フロアタムブラケット 980円×2=1,960円
- パワーストローク 2,580円
合計 30,400円 ※すべてサウンドハウスで買った場合。
スネアは中古で探したいところですね。
ジャングルギグは二種類あるみたいだけど、違いは?